USアーカンソー州より鈍器のような重音をかき鳴らすヘヴィーヒッターTerminal Nationと、日本は東京より暗黒の極みへと邁進を続けるデスメタリックハードコアKRUELTYの極上スプリットが実現! オリジナルはUS名門20 Buck Spinが仕切り、こちらはKRUELTYメンバー運営のDead Sky Recordingsによる国内盤である。
両者ともに隙のない名曲を用意しているが、Terminal Nationは前作1stフルレングスで見せたデスメタル路線を踏襲しつつも初期のパンキッシュな面を併せ持つ楽曲となっている。まさに”デスパンク”を自称するにふさわしい仕上がりである。ミキシングに、過去Gatecreeperなどのレコーディングを手掛けたRyan Bramを起用。モダンかつRAWさも失わない絶妙な仕上がりに。 KRUELTYは1stフルレングス以降の流れに沿いつつも、
より大胆に展開しよりアグレッシブに攻める2曲を用意。突っ走るDビートから急転直下のビートダウンまで、あらゆるエクストリームミュージックを取り込みつつもしっかりと彼ら流にまとめた形だ。ミキシングにはこれまで同様Taylor Youngを起用した。
スプリットとしての完成度を高めるために、マスタリングは全曲まとめてUSハードコア/メタルシーン第一線のBrad Boatrightに依頼。世界レベルで戦うにふさわしいプロダクションとなった。
全5曲入り。通常ジュエルケース仕様。